「ダイエットをするには、食事制限+運動だ!」
「身体を整えるには、食事を変えて、整体やもみほぐしに行けばいいんだ!」
「経営者やお金持ちは、飲み会に行って、ブランド品に囲まれ、自由で遊んでいるんだ!」
私たちは普段、世の中の発信や情報から「自分にとって都合の良さそうな部分」だけ切り取って見ている為、いつの間にかそれが「正しい事実だ」と思い込んでしまいます。

脳が勝手につくりだす「錯覚」のパターン
☑子供の頃に見たヒーロー番組の影響で「敵をやっつけるヒーロー=かっこいい」と憧れ、大人になっても無意識に誰かを敵にして戦おうとする。
☑CMに出ている芸能人の商品を使えば「私もそうなれるのではないか?」と期待してしまう。
☑「最近の若者は忍耐力がない」と、愚痴を言うけれど、本当は自分が面倒くさい幼稚なおじさん・おばさん化しているだけかもしれないのに、若者のせいにしてしまう。
☑ニュースの悪い事件ばかりに目が向き、世界がどんどん悪くなっているように感じてしまう。
☑キラキラ女性起業家の裏で「実際はどうしたらいいかわからない…」と不安になり、起業塾に投資を繰り返している。
人間には、危険を判断して回避しようとする本能が備わっています。
そのため物事を深く考えることをやめ、自分にとって都合のいいラベルを貼ったり、勝手な解釈をして自分の思い込みをどんどん強化してしまうのです。
一度身についた思考パターンは、判断のスピードを効率化してしまうため、良くも悪くも同じループを何度も繰り返すことになります。
【例】
家族も社員もいる経営者が、経営者仲間と飲みに行く➡そこで出会った飲み屋の独身女性が、旅行に行ったり自由に人生を謳歌している姿を見る。
➡自分は家族もいて、社員もいて、会社も背負って、彼女の自由さが羨ましく見えてくる➡やがて独身の気楽な生き方・価値観を選択し始める➡
家庭や社員との関係性にズレや疑いが生まれる(信用を失う)➡「これが俺なんだ!」とストレスを抱え、また女性やお酒に逃げていく…。
ここで立ち止まり考えるのは、「この人は本当は、何を一番大切にしたかったのか?」ということです。
もともとは「家庭に笑顔を届けたい」「家族や社員を守りたい」と思って商品をつくり、経営をしていた。
しかし、自分の軸を見失って独身女性の生き方に価値を感じてしまったことで、商品コンセプトもズレ始め、結果として事業の売上まで落ちて行ってしまうのです。
この状態に陥ると、「温かい家族の情報」や「地道に会社を育てる情報」は、つまらない・自分には合わないと感じ、自分を壊すような情報ばかりを心地よく受け入れる悪循環が生まれてしまいます。
事実を把握する事
自分が望んでいる現実と違う選択をし続けている限り、いくら頑張って努力しても成果や結果が出ることはありません。
自分の常識は、世間の常識ではない。
自分が当たり前だと思っていることは、別の場所では全く常識ではありません。
良く見えているものを一度疑ってみる
一見キラキラして見えたり、良く見えているものは、「果たして本当に自分にとって良いものなのか?」と一歩引いて疑ってみることです。
目の前の情報だけでなく、様々な自分に合わない情報も受け入れられる。
他人の表面的な華やかさ、自由そうな人生を見るのではなく、自分自身の大切にしていることに目を向けることです。
事実を把握することから始まります。
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