「○○は特別だよ」
「この会社の理念に共感してます!」
そんなお世辞やリップサービスを真に受けると、
「感じがいいなあ」
「私も好きかも…」
「話が合うかも!」
と、好意の返報性や共感によって心地よさを感じると、
脳の報酬系も関わって、相手をどんどん美化してしまうことがあります。
例えば、
相手が「特別だよ」と言ったとします。
ここでの事実は相手が「発言した」だけです。
それなのに、
「私は特別なんだ!」
「私の事。本当に大切に思ってくれてる」
「今は事情があるだけなんだな」
「いつか変わってくれる」
相手の実際の行動ではなく、可能性を過度に見始め、「そうであってほしい未来」にすがりはじめます。
これは、相手から得られた感情や脳の報酬に執着している状態です。
仕事でも恋愛でも同じパターンが起きてきます。
☑相手が言った「特別だよ」などの言葉を鵜呑みにし、未来の約束のように受け取る
☑今の目の前の相手ではなく、「こうなってくれたらいいな」という幻想の相手を見始める
☑現実の行動ではなく、勝手な可能性に期待する。
相手は、その場のノリでなんとなく言っただけかもしれない。
それなのに自分は、その言葉を都合よく拾って、今の相手ではなく「いつかこうなる相手」を見続けてしまう。

いつか!変わってくれるだろう。
いつか!よくなるだろう。
いつか!理解してくれるだろう。
いつまでも何年も待つことになります(笑)
これは、相手に執着しているというより、
現在の事実よりも自分が感じた「意味」や「脳がつくった期待」を判断材料にし、執着している状態。
「好き」や「気が合う」は、人間関係の入り口にはなります。
好きでも、行動が伴わなければ選ばない。
気が合っても、約束を守らなければ任せない。
実際に行動する人は連絡が来た時や会った時すでに
「実際にしていること」「考えている現在と未来の話」があります。
人は変わることもあります。でも、
「痩せたいんだよね」と言いながら、次に会った時も何も変わっていない人を見て、
「いつか痩せるはず」と信じ続ける必要もありません(笑)
仕事も恋愛も同じ。
「好きだといわれた」「特別と言われた」「共感しているといわれた」という言葉ではなく、
「実際に言葉通りの行動が継続されているか?」という現実だけを見ることです。
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