「短期の生存恐怖」が「長期の信用価値」を崩壊させる

上司から言われて…
断ったら悪いから…
良い人だし…
今回だけなら…
と、本当は欲しくもない。
嬉しくもない。
良いと思っているわけでもない。
それでも、承認する。

一見すると、お金が入る、面倒くさいことが終わった、今回だけだから…短期的には得したように感じます。
でもその選択が生んでいるものは
価値の循環や信用ではなく、保身や依存による関係性かもしれません。
例えば、

☑相手がもっといいものを見つけたり、お金がなくなったりしたら、一瞬で切られる
☑目の前のお金以上に、ずっと相手の機嫌をとり続けることになり、価値以上の時間や、本当に大切にしたかったことを削っていく
☑いつまでも自分が相手より下の立場という自己イメージの強化
☑価格を変えないと事業が継続できなくなりかねないのに、立場が弱い為相談することもできない。
上げても信頼関係を築けていないので売れない。
☑機嫌を伺い続けることで、不信を生み続ける

本当は頭と口では、目の前の人に信頼されたい、一緒に成長したい。
「あなたと出会えてよかった」と言われたい。
そう思っている。
相手にとっても、
「この人と一緒にいると、いい方向に進める」
「この人に任せてよかった」
「この人とだからできた」
そんな関係をつくりたいはず。
それなのに、目先の不安から選択すると、
相手にとっても、自分にとっても、本当に望んでいた関係とは違うものになっていく。


目先で受け取りたくなるもの
今日の売上
今日のお金
今日の安心
もちろん大切です。

ですが、それを受け取った瞬間に
本当に望んでいた関係が壊れてしまうことがあります。

お金は「感謝のエネルギー」と言われることがあります。
実際にはお金や相手から受け取るものには感謝だけではなく、その人の背景や感情、関係性まで乗ります。

お金をもらえた=いい関係とは限らないのです。

信用は「受け取ったもの」ではなく「循環」でつくられる
本当の価値の循環は、
一方が我慢する事でも、一方が相手に合わせ続ける事でもない。
お互いが価値を出し、お互いが受け取り、また相手に価値を返していく。
その中で、「この人となら、また一緒にやりたい」という信用が積み上がっていく。

保身や恐れから受け取ってしまうと、その瞬間は得をしたように見えても、長期的には
その循環が止まってしまいます。
その人も、その人以外も信用することも出来なくなってしまいます。
そして、その関係をみている周りの人も「この人はこういう関係をつくる人なんだ」と学習していく。
自分もそれをされてるし、自分も誰かに同じことをするようになる。

相手が悪いように見えるかもしれません。
でも、その選択が現実に現れたとき、
あなたも、「嫌われる覚悟がない」「これを逃したら次が無いかもしれない」「自分の未来を信じられていない」
という自分の軸が弱くなっているのかもしれません。

信用は信用を生む。
恐れは恐れを生む。
そして価値は対等な関係の中で循環していく。
今、目の前のこの選択をした先に、どんな関係が残るのか。

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