孤独なのは、自分に嘘をつき続けたから

「大人になると孤独になる」
「年齢を重ねると孤独になる」
そんな風に思っていませんか?

実際に、高齢者の孤独・孤立は社会的な課題の1つです。
また、経営者も孤独になりやすいといわれます。

責任を背負い、誰にも弱音を吐けない。
周囲には人がたくさんいるのに、本音を話せる相手がいない。

しかし、孤独を感じる大きな要因は、単純に「周りに人がいないこと」だけではありません。

自分自身に嘘をつき、自分の本音を無視し続けること。
自分自身が一番の理解者、味方になっていないからです。
これも、孤独を深める大きな要因になります。

自分に嘘をつくほど、孤独が深くなる
どれだけ周囲に人がいても、
「本当は嫌なのに、いい人でいよう」
「本当は違うと思うけど、相手に合わせよう」
「本当は助けてほしいけど、大丈夫なフリをしよう」
と、自分の本音を抑え続けていると、
「周りには人がいるのに、誰にも理解されていない」
という感覚が強くなっていきます。

なぜなら、自分自身が一番近くにいる「本当の自分」の味方になっていないからです。

「嘘の自分」が愛されても、本心が救われることはありません。

「みんなが評価してくれているのは、演じている自分」
「本当の自分を知ったら、誰も受け入れてくれないかもしれない」
そんな感覚が積み重なると、人との関係があっても心の距離が縮まりません。

むしろ、会えば会うほど、疲れる。
感謝されればされるほど、
認められれば認められるほど、
「これは本当の自分が評価されているわけじゃない」
という誰にも理解されない、違和感や強烈な孤独を生み出します。

自分との信頼関係が崩れている
自分の本音を無視して生きるということは、
自分自身を置き去りにして見捨てていることでもあります。
外側にどれだけ人がいても、自分自身が本音から遠ざかっていれば、「内部の孤立」が起こります。
逆に自分の本音を少しずつ認め、自分の本音100%誠実に生きると、
自分との信頼関係が戻ってきます。
これができると、一人でいても安心感が生まれるからです。

依存関係を引き寄せやすくなる
自分に嘘をつき続けていると、
「嫌われないようにする」
「必要とされる自分でいる」
「相手の期待に応える」ことが、人間関係の中心になってしまうことがあります。
すると、周囲に人が集まっても「本当の自分」と「相手が求めている自分」の間にズレが生まれる。
そのズレが大きくなるほど、人間関係の中にいても孤独を感じやすくなります。

そして、自分を大切にできない状態では、相手との対等な関係よりも、
「必要とされることでつながる関係」に依存しやすくなることがあります。

「孤独感」は、外側に誰もいないから感じるものではなく、「自分自身が自分の本当の気持ちを置き去りにした心のサイン」です。
また、境界線が無かったり、認知のズレがあると無意識に本心を否定したり、他人の意見が自分の意見のように採用して、
何が本心かすら分からない状態になります。

自分の違和感や本音に嘘をつくのをやめ、自分の100%味方になった瞬間から
「1人でいても満たされ、誰かといても自分でいられる」安心感が生まれます。


「孤独」「孤立」「孤高」は違う
孤立…望んでいないのに、社会や集団から切り離されている状態。

孤独…人との繫がりがあっても、寂しさや切なさを感じる心理的な状態。

孤高…自らの意思で周囲と一定の距離を保ちながら、自分の信念を持って生きる状態。

だから、
1人でいる=孤独
ではありません。
大切なのは、何人の人と繋がっているかだけではなく、
自分自身と、どれだけ正直につながっているか

年齢を重ねても、経営者になっても、人間関係が変わっても、
自分の本音を置き去りにしない。
「本当はどうしたい?」と、自分に問い続ける。
そして、自分で決めたことを少しずつ実行する。
その積み重ねが自分との信頼関係をつくっていきます。
人とのつながりをもつことも大切。
でも、その前に、
自分自身が、自分の1番の味方であること。
そこから、人とのつながり方も変わっていくのではないでしょうか?
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