「頑張った自分にはご褒美が必要」
「暇=退屈な自分には価値が無い」
もしこんな思い込みを強く持っていると、無意識のうちに次のような悪循環に陥ってしまいます。

➀散財・浪費のループ
頑張る➡ストレス・疲労がたまる➡「これくらい買ってもいい・食べてもいい・やってもいい」➡支出する➡一時的に満足する➡また頑張る
②トラブル・自作自演のループ
暇・退屈➡敵をつくったり、可哀想な主人公になったり、刺激的な現象(トラブル)を引き起こす➡解決して一時的にスッキリする➡また問題をつくる
恐ろしいのは、本人には、エネルギーを浪費している感覚がなく、この人生の使い方が当たり前になってしまっていることです。
自分はヒーローなんだ。
これが必要だった。
このくらい良いでしょ、今まで我慢してきたし。
人生とは苦労して勝ち取るものだ。
そんなふうに、本人なりの理由があります。
でもそうやってお金や時間、体力を使い続けていると、
お金が消えていく。事業が成長しない。太っていく。疲れて体力が必要なことに残らない。浮気や不倫を繰り返す。
一見、別々の問題に見えても、構造は全て同じです。
ループから抜け出せない理由
脳や心身を酷使してストレスを抱えたとき、人間は一番手軽に快楽を得られる方法に逃げます。
「消費(甘いもの・酒・女・ギャンブル・買い物・争い)」といった一時的な気晴らしや刺激で、心に空いた穴や、自己の存在確認を埋めようとします。
しかし、エネルギーを資産ではなく一時的な「消費」に使い続けているため、元々空いている穴が塞がることはありません。
穴の開いたバケツに水を注ぐようなもので、いつまで経っても満たされないのです。
さらに、このループは悪習慣ほど心地よいため、本人も自分の行動で自分の首を絞めていることに気づけません。
ツケが複利のようにどんどん積み上がり、結果として人生そのものを削っていくことになります。
どうすれば抜け出せるのか?
➀ご褒美は「禁止」するのではなく、「予算化」する
ご褒美自体が悪いというわけではありません。
ご褒美を完全に禁止すると、その反動で大きなストレスになってしまいます。
最初からご褒美を予算化することです。
☑毎月〇回までならOK。
☑毎月1万円までは自由に使う。
と、あらかじめルールを決めておけば、
残すことが「我慢」ではなくなり、残すことも「自分が決めた目的のために配分した状態」に変化します。
②「暇=余白」と捉え直す
「暇=退屈で価値が無い」のではなく「余白が出来た」「品(余裕)が生まれた」と捉えられるようになれば、選択肢が増えます。
誰かを敵にしてわざわざトラブルをつくったり、「忙しい=自分は求められている」という錯覚で仕事を詰め込んだりすることがなくなります。
結果として、エネルギーもお金も体力も手元にしっかり残っていくようになるのです。
消費するためだけでなく、残すことも積み上げることもできる。
人は誰しも、自分自身が「ここに存在している」と感じたい生き物です。
だからこそ、忙しさや消費やトラブルで、自分の存在確認をしなくてもいい状態をつくる。
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