記憶の種類

私達は情報の塊でそれを元に私達自身や、人生が構成されるのですが

最近旦那様の事でご相談があり、過去起きた出来事で今も悩み続けていたり、喧嘩してしまうということで

今回はその出来事に繋がる要でもある、記憶の種類についてお話します。

例えば、2007年5月24日のお昼何食べた??と、いきなり聞かれたらよっぽど誕生日や記念日などでない限り(笑)

即答できる人はいません。つまり、人は良くも悪くも強い印象が残った記憶を、

(例)この香りはあの人と付き合っていた時に昔私がつけてたものだ🎵のように、繰り返し記憶と出来事を引き出しているのです。

ということは、今の旦那様がそういうつもりが無くても、過去の元カレや男というものはこういうものだ!!という記憶で相手を変えて引き出して繰り返しているということに😿

人は約6万回思考しているというキャッチコピーも出回りますが

1日に脳内で発火する神経活動は何兆回もしていますし、意識的なものより無意識的に反応している割合も多いです。

またそのうち言語に変換されるのは早い人で4000語相当といわれるものもあります。

回数そのものより、どんな質の思考をしているか??が行動に大きく影響します。

その思考はDNA、過去の記憶や、社会をもとに根付いていますが記憶には種類があります。

時間軸 

短期記憶…数秒 電話番号を一時的に覚える、今日買うものを覚える

長期記憶…長く保持できる記憶のすべて

内容

宣言的記憶(明示的記憶)…言葉で説明できる記憶

意味記憶…知識 広島県は中国地方の1つ 富士山の高さは3776mだ等

エピソード記憶…出来事・経験 昨日会社でランチした。去年の誕生日旅行の思い出など

手続き記憶(非宣言的記憶)…自転車に乗る、ピアノを弾く

プライミング記憶…パンを見たあと、バターやジャムをつなげて思い出しやすくなる

感情記憶(情動記憶)…特定の出来事に伴う感情 恐怖体験や嬉しい当時の思い出

作業記憶(ワーキングメモリ)…計算中の数字、文章を読んで理解する

と、記憶は根付いています。またそれはあなたが生きるために守ってきてくれたものでもあるのですが

『今』必要ない、もう必要ない記憶もあるわけです♪

今回のお悩み相談の方も、毎月同じ内容で事が起こっているのですが

その事を起こしている記憶と感情に気づいたときに出来事が繰り返し起きなくなります。